akaneiro

日々のコト なんでも

横溝正史『百日紅の下にて』

金田一経歴順kindleななめ読み 2作目。

「殺人鬼」収録の「百日紅の下にて」。

昨年、映像化されたのを見逃してしまいました。

 

 

舞台は、昭和21年9月の東京・市ヶ谷。

実は、私にはとても馴染みの深い場所なので、

市谷八幡側の坂を登って、

堀や、その向こうの九段側を眺めながら語る

復員姿の金田一と佐伯がいる光景が

とてもすんなりと頭に入ってきました。

 

過ぎた事件を語りながら検証する形なので

躍動感は乏しいのですが、

佐伯と由美の異常な関係性などで

それなりに盛り上がれる短編でした。

 

グラストリックの部分は、ちょっと苦手。

理解したとは言い難いのですが、ま、いいか。

 

百日紅の下にて】昭和21年(1946年)9月初旬